ASUKAのさつまいも

紅はるか
Beni Haruka
北海道で育つ「紅はるか」は、本州産のものとはまた一味違う、北国ならではの非常に面白い進化を遂げています。
紅はるかはもともと「圧倒的な強甘」と「ねっとり感」が代名詞の品種ですが、北海道の大地と気候で育つことで、以下のような際立った特徴が生まれます。

北海道で育つ紅はるかの特徴
糖化の爆発的な早さ
北海道の秋の急激な寒さは、サツマイモに「これ以上寒くなったら凍ってしまう!でんぷんを糖に変えて凍結を防ごう」という防衛本能を働かせます。そのため、収穫後の追熟(糖化)のスピードが圧倒的に早く、短い貯蔵期間でトップギヤの甘さに到達します。
しっとりねっとりの絶妙バランス
本州(特に九州など)の紅はるかは、スプーンで食べるような水分たっぷりの「超ねっとり」になりやすい。一方、北海道産は寒冷な気候の影響で、適度な水分と極 上のしっとり感、そして濃厚なねっとり感が同居した「上品で濃厚な質感」に仕上がります。
寒さを活かした「完熟干し芋」の適性
北海道では、秋に収穫した紅はるかをあえて冬までじっくり越冬・熟成させ、真冬の気候を利用して干し芋に加工する取り組みが盛ん。この環境で作られる干し芋は、砂糖を使っていないとは思えないほど、完熟した天然スイーツのような強烈な甘さになります。

シルクスイート
Silk Sweet
近年、北海道産のサツマイモは「本州の主力産地に並ぶクオリティ」として非常に注目を集めています。その中でも人気の高い「シルクスイート」を北海道で育てることで生まれる特徴について、詳しくご紹介します。

北海道で育つシルクスイートの特徴
気候による甘味への変換速度
北海道の寒冷な気候で育ったサツマイモは、本州(府県産)に比べて収穫後から甘くなるスピードが早い(2〜3週間ほどで追熟が進む)という特徴があります。寒さによって、でんぷんが糖に変わりやすい状態になるためと考えられています。
格別のしっとりなめらか食感
北海道の気候はサツマイモをより「しっとり」とさせやすい傾向があります。もともと繊維が少なくクリーミーなシルクスイートですが、北海道産はさらにキメが細かく、スプーンですくって食べられるほど滑らかに仕上がります。
ブランド化への高まり
近年、本州の主要産地が気候変動などの影響を受ける中、北海道はサツマイモの「新たな一大産地」として急成長しています。石狩地区の砂地で育てられたさつまいもや、北見市常呂町など、地域特性を活かした高品質な独自ブランドも続々と誕生しています。